日本人は本当にお金持ちなのか?
日本人はアジアにくるとお金持ちだと思って行動することが多い。
確かに一般的な東南アジアの人たちと比べると所得が多いのかもしれない。
しかし事業家という立場同士で考えるとそうでもない。
東南アジアでは日本と比べると平均賃金が10分の1以下という国は
まだまだある。
ここバリでもそうである。
例えば税金を考えてみても
営業利益で約40%程度法人税がかかる日本と
25%程度のインドネシア
この差も大きいのだがそこに人件費が極端に安い。
だから同じ売上だったら
会社に残るお金は大きく差が出てくる。
営業利益同じ1億円だったら1500万円違う。
さらにここに人件費の差額分の利益が生まれるから
実際は数千万円差が出てくる。
そしてアジア諸国全般的に日本より経済が活性しているため
その証拠に金利も高い。
比較的規模のある会社では
銀行金利だけで人件費が回しているケースも少なくない。
そんな東南アジアの事業家たちは
日本の経営者を本音では貧乏だと思っている人が多い。
決断力が無く、細かいお金を気にする。
こういったところが
さらに貧乏と思われてしまう。
もっと踏み込むと
日本人の社長は騙しやすいという共通認識。
ビジネスにおいてはアジアの方いや
外国人の方がずっとシビアである。
社長!社長!ってよってくるローカル経営者の方が
日本の中小企業よりお金を持っていることも多々ある。
そんなアジアに進出するということは
そういう人たちと競い合うって意識は忘れてはいけない。
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著者プロフィール
大坂寿徳(toshinori osaka)
バリ島在住6年目の海外起業家
観光やビジネシス情報
今思うことを自由に発信
海外で起業したい人の参考になれば
現在バリ島にて不動産およびコンサルティング業
を経営
日本とインドネシアの会社法と民法が詳しい
数少ない日本人
以前日本では保険代理業(事業売却済み)
外資、会計コンサルティング会社、
不動産業、学生企業(PR会社)などを経験
バリ島への移住、不動産探し、銀行口座開設
法人設立、VISAなどの相談受付中
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