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ノタリスって何?

たまには不動産屋らしいことを書くことに

バリ島でしばしば見聞きする
「ノタリス(NOTARIS)」

これは何かわかるだろうか?

 

1.簡単にいうと

公証人または公証人役場のことである

 

2.公証人(公証人役場)とは

日本では
公務員扱いとなっており

公証事務を行う

公証事務って言われても
ピンとこないかもしれないが

契約書などを
国が認める手続きである

つまり
公証人が作成する文章には
強制執行可能となる書類
(公正証書)も作ることが可能である

このことから

中立公正性が求められるので

一方からの依頼を受ける
弁護士などとは違う

 

3.契約書を作ったら

このことから
日本と同じ様に

契約書を作ったら
重要な書類は
公正証書とするために

ノタリスに行って手続きをとる
必要がある

日本よりインドネシの方が

この公証手続きをするために

ノタリスを利用する頻度は高い

 

4.ノタリスを利用しなくても良いのか?

そもそも契約は
契約自由の原則があり

日本では
公証人役場までいくことは少ない

インドネシアでも

ノタリスを利用しなくてもできる

しかし

日本でも会社の設立や
多額のお金の貸し借りなど

公証人を通して契約をする

これにより
第三者が入ることになるので
契約はなかったなど
言い訳ができなくなるだけではなく

スムーズに法的手続きができる様になる

この点はインドネシアでも同じであり

些細な契約でも
ノタリスを通して
書類を作ることが多い

 

5.まとめ

インドネシア(バリ島)では

日本との文化の違いもあり

法的手続きを重視する傾向になる

日本では
ちょっとした契約で
公証人にいくことは無いが


インドネシアでは
手続きをした方が良い

例えば
複数年の不動産賃貸借契約や
ビジネス上の覚書は

ノタリスを通して

行うのが通常だ

もし、
インドネシアで何かを契約する場合は
必ず、ノタリスを通すことを
検討した方が良い

もちろん、契約はインドネシア語になるので
本当に重要な契約をする場合は

当方も含めさらに
第三者を入れること強くお勧めします

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著者プロフィール
大坂寿徳(toshinori osaka)

バリ島在住6年目の海外起業家
観光やビジネシス情報
今思うことを自由に発信
海外で起業したい人の参考になれば
現在バリ島にて不動産およびコンサルティング業
を経営

日本とインドネシアの会社法と民法が詳しい
数少ない日本人


以前日本では保険代理業(事業売却済み)
外資、会計コンサルティング会社、
不動産業、学生企業(PR会社)などを経験

バリ島への移住、不動産探し、銀行口座開設
法人設立、VISAなどの相談受付中
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