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与信管理や信用調査 海外編

自分の体験談として失敗した大きな原因の一つに
与信管理と信用調査がある。

日本国内で新規の相手と取引をする場合
少し大きな会社は必ず与信(取引して良い相手か)管理する。

一般的な企業なら
帝国データバンクや商工リサーチなどの
大手調査会社からのデータ。
取引先へ質問。

不動産業者や銀行などは
クレジットカードの状況などの信販情報
(ローンが通るかどうか)

保険会社は
犯罪歴、過去の契約状況、
新聞記事などとの照会

最近のベンチャー企業などは
フェイスブックのSNSでのタイムラインの確認
共通の知人に確認

などがある。

しかし、海外に進出する多くの中小企業は
海外だから調べきれないと思うのか
そこを疎かにしてしまう。

私も調べれないと先入観を持ち
特に努力もせずに、
いや、気にもせずに
大きな勉強代を支払うことになった。

なぜ、日本では当たり前に必ずしていることを
しなかったんだろうと思ってしまう。

よくよく考えてみると
多くのサインを出してくれている人はいた。

人を直接的に批判すると
あまりいい気持ちならないことや
批判する人の人間性も問われてしまうこともあるので
多くの人は遠回しにして伝えてくれる。
それに気づかないといけないのだが
もっと踏み込むと勇気を出して言ってくれた人に
真摯に耳を傾けるべきである。
その人はそれなりのリスクを抱えて伝えてくれているのだから。

日本が上手だから。
有力者や大臣、政治家と友達だから
親戚だから

こんな理由で信用してはならない。

彼らは本当に日本人がこのような言葉に弱いことを
良く知っている。

政治家と友達っていうけど
何か頼んだ実績はあるの?
親戚ってどれくらいの距離感?
無理なお願いを聞いてくれる関係なの?
もちろんお金を出せば聞いてくれるのは当たり前。

それが実際の価格帯より大幅に違うことはよくあること

日本でも少し力を持ったり
有名になるとすぐに親戚って言ったり
友達って言ったりする人は多い。

面識があるんだろうから会ってはくれるけど
あまりうまくいったケースは聞かない。

今は私もバリ島で与信管理や信用調査ができる
ルートを確保しているので大きくリスクは減っている。

リスクを管理することはどこの国でも商売の基本であるが
特に海外では日本にいる場合よりも
もっと慎重に進めなければならない。

海外のビジネスパーソンは日本人より
駆け引きは上手だから

従業員の採用編に続く

 

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著者プロフィール
大坂寿徳(toshinori osaka)

バリ島在住6年目の海外起業家
観光やビジネシス情報
今思うことを自由に発信
海外で起業したい人の参考になれば
現在バリ島にて不動産およびコンサルティング業
を経営

日本とインドネシアの会社法と民法が詳しい
数少ない日本人


以前日本では保険代理業(事業売却済み)
外資、会計コンサルティング会社、
不動産業、学生企業(PR会社)などを経験

バリ島への移住、不動産探し、銀行口座開設
法人設立、VISAなどの相談受付中
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