不二家の内部
不二家が
賞味期限切れの牛乳を使用して
洋菓子を製造していたことがわかり
記者会見をした。
ニュースを聞いていて思ったのは
年配の管理職の方が
においをかいで
「大丈夫」って感じで
使用を続けたという
モラルの低さである。
これを受けて
今日、社長が辞任を表明した。
企業にとって危機管理は
年々大きな課題となってきている。
しかし、
私自身も
多くの経営者と話しいて
未だに軽視するコメントする方も
多いと感じているのも事実である。
不二家も
早くから危機管理には取り組んでおり
ISO14000も取得している。
ISO14000シリーズは
環境マネジメントを経営マネジメントに盛り込む
ことを主題にしており
例えば
資源を無駄遣いしないような
仕組み(ルール)を作ることで
企業にとってみると
ロスが減少し、
利益率を上げるという効果もあるが
今回の牛乳のように
賞味期限切れを使用しないように
ルールを作り
企業をリスクから守る意味も、もっていた。
しかし
危機意識の低い社員の1人の存在が
不二家全店舗
洋菓子販売を中止することに至り
その影響は数十億円規模の損害になるであろう。
結果的にISO14000も
効果がなかったということである。
ISOを取得したことがある
企業ならわかることだか
かなりのコストをかけ
審査機関の厳重なチェックをクリアし
初めて名刺などに
ISO14000を取得したことを
表記することが許されるのあるが
不二家は
このチェックをその場しのぎで
受けていたのかも知れない。
企業は組織である。
社長や経営陣だけが
意識が高くても
一人でも意識の低い人間がいると
いつか
全社員が路頭に迷うことになる
ことを忘れてはならない。
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著者プロフィール
大坂寿徳(toshinori osaka)
バリ島在住6年目の海外起業家
観光やビジネシス情報
今思うことを自由に発信
海外で起業したい人の参考になれば
現在バリ島にて不動産およびコンサルティング業
を経営
日本とインドネシアの会社法と民法が詳しい
数少ない日本人
以前日本では保険代理業(事業売却済み)
外資、会計コンサルティング会社、
不動産業、学生企業(PR会社)などを経験
バリ島への移住、不動産探し、銀行口座開設
法人設立、VISAなどの相談受付中
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