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過労→社長逮捕

2006年3月6日
朝日新聞のホームページにて

京都のバイパスで交通事故があり、
その車を運転し事故を起こした人が過労状態にあったとして
会社の社長および課長が逮捕された。という内容。

ポイントは、法定労働時間
(1ヶ月320時間の拘束)を
超えていたから
会社の幹部にも責任があると判断した点である。

以前は、遺族が民事裁判を起こして
会社の責任を問うというケースが多かったが
直接的に逮捕となったところがびっくりである。
法定労働時間を越えることについて考えると
無意味に残業する人もいるが
多くの場合、頑張っている社員ほど、超えている。
サイバーエイジェントの社長が書いた
「渋谷ではたらく社長の告白」の中でも
社長藤田氏は週に110時間を目標に働いていた。
また、「マッキンゼーの世界最強の仕事術」でも
週100時間が基準となる記述がある。

どちらも、決して「週100時間以上働くこと自体が偉い!」
と偏った考えではないが、
少なくとも、「自分たちはこれだけやってきた」
ということが伝わってくる。
そして、これを読むと自分の労働時間と比較し
「まだまだ」と思うか「この調子で頑張ろう!」
などという基準にもなる。

だから、社長としてむやみに「働くな!」とも
いえない。

さらに、新会社法では「内部統制」が盛り込まれている。
(会社として従業員の働く環境を整備しなければならない
と法律で決まったのである)
これらの問題を回避するのは
難しいことではあるが
「会社として、これだけ従業員に対して
配慮していますよ!」とアピールできなければ
会社の社会的責任(CSR)を果たしていると
言えない(逮捕される)のである。










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著者プロフィール
大坂寿徳(toshinori osaka)

バリ島在住6年目の海外起業家
観光やビジネシス情報
今思うことを自由に発信
海外で起業したい人の参考になれば
現在バリ島にて不動産およびコンサルティング業
を経営

日本とインドネシアの会社法と民法が詳しい
数少ない日本人


以前日本では保険代理業(事業売却済み)
外資、会計コンサルティング会社、
不動産業、学生企業(PR会社)などを経験

バリ島への移住、不動産探し、銀行口座開設
法人設立、VISAなどの相談受付中
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