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ベルギー・フランダース

先日、ベルギー・フランダース政府主催の
物流セミナーに参加した。
なぜ、ベルギー・フランダース政府が
物流セミナーを主催するのか?

それは、ベルギー・フランダースの
中心都市、ブリュッセルから
300マイル以内に
EU諸国の経済シェア60%を
占めているからである。
(例えば、パリ、ロンドン、ベルリン、アムステルダム等)

さらに、公用語が3つ
(オランダ語、フランス語、ドイツ語)
と英語が事実上の公用語となっているため

人口の90%が2ヶ国語を話し
80%が3ヶ国語を話し
55%が4ヶ国語を話す。
そして、税制面でも
国を挙げて体制を整えている。

たとえば、
○5年間の法人税の優遇をはじめとし
○駐在員個人の税率や
○ビル等を建設する場合に
優遇が交渉可能である。
○キャピタルゲインの95%が控除になる。
○日本→シンガポール→EU
といった三角貿易に関する減税措置もある。
(ちなみにこのような
税制優遇措置は他のEU諸国では
行っていない)
まとめると、企業が
ヨーロッパに進出しようとする時

ヨーロッパ経済の60%が
隣接している都市で
(しかも、いろいろな言語がある)
労働者の質が高いところで
製品の製造から
流通が容易(低コスト)にできるということである。

つまり、
「最終顧客の近くですべてを行うことができる」
のである

 

このような点から
すでにTOYOTAなども
ここに工場を構え
ここから世界へ車を出荷している。

 
このセミナーに出席するまで
「フランダース」といえば
「フランダースの犬」という
イメージしかなかったが

EU経済のハブと
なっていることが理解できた。










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著者プロフィール
大坂寿徳(toshinori osaka)

バリ島在住6年目の海外起業家
観光やビジネシス情報
今思うことを自由に発信
海外で起業したい人の参考になれば
現在バリ島にて不動産およびコンサルティング業
を経営

日本とインドネシアの会社法と民法が詳しい
数少ない日本人


以前日本では保険代理業(事業売却済み)
外資、会計コンサルティング会社、
不動産業、学生企業(PR会社)などを経験

バリ島への移住、不動産探し、銀行口座開設
法人設立、VISAなどの相談受付中
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